戦車長の皆さん!GoodGameしてますか!!
戦車猫は年末に高性能なゲーミングPCを買ってホクホクしていたのですが、モニターが古いので本来の性能を発揮できていないことが気になっています・。・
どんなに素晴らしいグラフィックボードであっても、映し出すモニターがしょぼければ宝の持ち腐れ!ということでゲーミングモニターを購入するために勉強してみました。
一緒にゲーミングモニターについて学んでいきましょう^q^
【WOT】ゲーミングモニターとは?
はじめに
なぜゲーミングモニターが必要なのか簡単にご説明します・。・
ご存知の通り、FPSやWOTなどの戦闘ゲームは一瞬の判断や操作で勝敗が決まります。
WOTで言えば「撃たれる前に撃つ!そして当てる!」なんですけど、モニターの性能が低いと表示されている画面と敵の位置が違ったりしちゃうわけです!
つまり、「画面上では当たる(当たっている)はずなのに、実際は違うところにいるので外れてしまう」という現象が出てしまいます。
WOTの偏差射撃で「当てた!と思ったら外れて、外れた!と思ったら当たっていたりしませんか?・。・」まさにこれです。
もちろんサーバーとのラグもあるし、環境によるものがありますので全てのズレがモニターが原因というわけではありません。
しかし、少しでもそういったズレを無くすことでプレイの質は向上し、ストレスは減少すると思います。
某ポチリストさんのようにゲーミングモニターを使っても
これでユニカム待ったなし・・・それはなかった悲しい・・・くそエイムが神エイムに・・・それもなかった・・・
というように必ずしも上手くなるとは限りませんのであしからず(笑)
ゲーミングモニターとは
FPS等はモニターから入ってくる情報量がかなりを占めていますので、勝敗を決める重要な因子の一つといって過言ではないと思います。
では、ゲーミングモニターと普通のモニターの違いについて簡単に説明しますと
- 普通のモニターであれば美麗、発色などを重視 ⇒ 4Kなど
- ゲーミングモニターは表示速度や表示サイズ(エリア)を重視 ⇒ リフレッシュレート、応答速度、インチ
重視内容が全く違うので、購入する前にこの製品はどちらの性能を重視しているかを見極める必要があります。大半は「ゲーミング」と謳っていますので迷うことは少ないと思います。
なお、RPGのようなゲームであればどちらのモニターでも良いと思いますが、FPS等をしないのであれば4K対応の超美麗な画面を楽しむ方がいいかも^q^ ただし、4Kはかなりのマシンスペックが必要ですのでご注意ください・。・
それではゲーミングモニターを選ぶ際のポイントをご説明します。
ゲーミングモニターの選定
「ゲーミングモニターは表示速度や表示サイズ(ワイド)を重視」するわけですが、どういった機能が必要か見ていきましょう。
モニターの性能・機能
- パネル
- リフレッシュレート(60Hzや144Hzなど)
- 応答速度(1ms、5ms、G to G)
- 接続端子(DVI、HDMI、DisplayPort)
- グレア(光沢)、ノングレア(非光沢)
- モニターサイズ、形状(ワイド、ウルトラワイド、湾曲)
- Free-sync、G-sync(スタッタリングやティアリングの回避)
- その他の機能(フリッカーフリー、ブルーライトカット、暗い所の視認性アップなど)
ほかにもたくさんありますが、まずは重要なこれらの機能から見ていきましょう。
1.パネル
パネルは3種類あり、それぞれ一長一短があります。
パネルの性能をざっくり説明すると
応答速度 | 視野角 | コントラスト | 色再現性 | 製造コスト | |
---|---|---|---|---|---|
TNパネル | 速い | 狭い | 普通 | 低い | 安い |
VAパネル | 普通 | 普通 | 高い | 普通 | 普通 |
IPSパネル | 遅い | 広い | 低い | 高い | 高い |
ゲーミングモニターを選ぶ上で価格重視なら、安価で応答速度の速いTNパネル一択になります。
IPSパネルは応答速度が遅いとなっていますが、高価なモニターであれば5ms以下の製品もありますので、予算が許すのであれば「綺麗+応答速度+視野角広い」が実現できます。
パネルは機能や性能を選択した結果であって、パネル重視で選ばれる人は少ないかも?・。・
2.リフレッシュレート(重要)
ゲーミングモニターで重視したい機能の一つです。1秒間に画面を切り替える回数で数値はHzで表示されます。この数値が高いほどヌルヌル動きます^q^
一般的なモニターは60Hzが大半ですが、高速に動くFPSなどをするには144Hz以上のものが欲しいところですね。
現在発売されているLG 27GK750F-Bは240Hz対応なので、毎秒240回も画面が切り替わっていることになります。そりゃヌルヌル動きますよね^q^
ただ、240Hzレベルの製品はまだまだ高価なので、現時点では144Hzあたりが狙い目かなぁ・。・
3.応答速度(重要)
ゲーミングモニターで重視したい機能の一つです。応答速度は画面の色が『黒→白→黒』と変化する速度(時間)のことです。
「GtoG」と表記のあるものは「グレーからグレー」への速度になります。
この数値が低ければ低いほど高速で描写できますのではっきり見えます。
逆に応答速度が遅いと色の切り替わりに時間がかかるため輪郭がぼやけたり、残像が出たりします。
「よし、応答速度は速ければ速いほど良いモニターだな^q^」
と思うわけですが、いくら応答速度だけが速くてもあまり恩恵がないかもしれません。というのも応答速度とリフレッシュレートにはバランスがあるんです。
具体的には「リフレッシュレートが60Hz であれば、応答速度10ms以下でOK」「144Hzであれば5ms以下でOK」などです。
これは「リフレッシュレートより応答速度が速ければ十分」という考え方ですので、購入時の参考にしてみてください。
4.接続端子(DVI、HDMI、DisplayPort)
一昔前は「D-subミニ15ピン」と呼ばれるアナログの接続端子でしたが、デジタル化が進んでおり今は下記の四種類が大半を占めています。
- DVI(デジタル)
- HDMI(デジタル、音声、HDCP対応*)
- DisplayPort(デジタル、音声、HDCP対応*)
- USB type-c(次世代接続方式、HDCP対応*、音声、データ通信、電源供給が可能)
*HDCP:著作権保護技術
基本的には接続できれば画面は映りますが、各接続方式によって映せるデータ量が異なります。
ここでは現在主流のHDMIとDisplayPortの違いついて説明します。
端子 | 最大解像度 | 最大フレームレート |
---|---|---|
HDMI 1.4a | 5K:5120 × 2880(30Hz) | 1920 x 1080(120Hz) |
HDMI 2.0 | 8K:7680 × 4320(30Hz) | 1920 x 1080(120Hz) |
DisplayPort 1.2 | 5K:5120 x 2880(30Hz) | 1920 x 1080(240Hz) |
DisplayPort 1.4 | 8K:7680 x 4320(60Hz) | 1920 x 1080(240Hz) |
120Hz以下で使用するのであればどちらでもかまいませんが、120Hz以上(240Hzまで)で使いたいのであればDisplayPortを選択する必要があります。
(注意)HDMIは最大フレームレートが120Hzとなっていますが、144Hzも対応みたいな記事も見ますのでどっちが正しいかわからなかったです、すみません・。・
リフレッシュレート(モニター側の表示速度)の速いモニターを使うのであればDisplayPortを推奨します^q^
HDMIやDisplayPortについて詳しく知りたい人はwikiを参照ください^q^
5.グレア(光沢)、ノングレア(非光沢)
文字通り光沢と非光沢になり、光沢がある方が綺麗に見えますが映り込みが激しくなります。ゲーミングモニターは映り込みがあると視認性が低下しますので、ノングレア(非光沢)が良いと思います。
戦車猫はグレア(光沢)のモニターを買ったことがあるんですけど、確かに画面は綺麗です!
でも、映り込みが激しくて自分の顔とにらめっこしてる感じになりましたのでオススメしません(笑)
6.モニターサイズ、形状(ワイド、ウルトラワイド、湾曲)
昔、偉い人は言いました「大は小を兼ねるで^q^」
今は「湾曲(曲面)させたら臨場感がすげぇわ!」が追加されています(笑)
大きな画面を湾曲させて、しかもウルトラワイド(横長)だと臨場感が半端ないです。
自分の視界の大半をゲームの画面が占めるので、まさにその世界に入り込んだような感覚になります!
湾曲したウルトラワイドを見たことがない人は是非電気屋さんで見てください!
モニターとの距離が近いと大きいモニターを使うと疲れやすいのは否めません。
なので、実機を使ってモニターとの距離をイメージするといいかも^q^
7.Free-sync、G-sync(スタッタリングやティアリングの回避)
パソコンの性能が不足するのであれば、Free-syncやG-syncを採用したモニターを選びたいところです。
パソコンの性能が不足すると「スタッタリング(カクツキ、ガクガクする)」「ティアリング(画像のズレ)」が発生します。
これらの不具合を改善してくれるのがFree-SyncとG-syncです。
なお、Free-syncはAMD製グラフィックボード、G-syncはNVidia製グラフィックボードに対応しており、G-sync対応モニターの方が割高になっています・。・
動画をみれば一目瞭然ですのでこちらの動画を見て下さい!
なお、基本的にはFree-syncとG-syncは同じ機能と言われていますので今回はFree-syncの動画を見ていただきます。
この動画の1:25からFree-syncの説明があります。
LG 27GK750F-B: 27” Gaming Monitor with FreeSync™
8.その他の機能(フリッカーフリー、ブルーライトカット、暗い所の視認性アップなど)
あとはあったらいいな^q^という機能です。
- フリッカーフリー:ちらつき防止
- ブルーライトカット:眼精疲労低減
- 暗い所の視認性アップ:暗い所を明るく映し出す。ブラックスタビライザーなど
- DASモード:フレームバッファを通さずに映像を映し出す
- ピボット:モニターを縦にできる
- USBハブ
- スピーカー
戦車猫オススメのモニター
戦車猫調べの独断と偏見でオススメしていきます!
モニターは長い間使いますのでよ~く選んでください。
なお、価格の目安は現時点(1/7)ですのでご注意くださいね^q^
2万円~3万円:LG ゲーミング モニター ディスプレイ 24GM79G-B 24インチ
サイズは若干小さめにはなりますが、この価格帯でこの機能であれば十分と思います。
某価格情報サイトでAmazonが最安値で27,693円でした^q^
3万円~4万円:MSI Optix G24C ゲーミングディスプレイ 24型 湾曲
機能はちょっと寂しいけど、この価格帯で湾曲モニターならこいつかな^q^
某価格情報サイトでAmazonが最安値で32,200円でした^q^
3万円~4万円:Acer ゲーミングモニター KG271Abmidpx 27インチ
接続端子に「HDMI 2.0」「DisplayPort 1.2」のどちらも対応されているので、グラフィックボードにHDMIしかなくても使えるところがGood。
何気に評判が良いのは「照準表示機能」で、照準のないゲームでは重宝するらしいですよ。
某価格情報サイトでAmazonが最安値で36,800円でした^q^
3万円~4万円: ASUS ゲーミングモニター ディスプレイ VA326H 31.5インチ 湾曲
DisplayPortは非対応ですが、湾曲 + サイズでこの価格ならOKでは?^q^
某価格情報サイトでAmazonが最安値で37,478円でした^q^
6万円以上:LG ゲーミング モニター ディスプレイ 34UC79G-B 34インチ/21:9 曲面 ウルトラワイド
戦車猫が買おうか悩んでいるのはこいつ^q^です!!
34インチのウルトラワイド+湾曲でゲームの世界へGO!ができます(笑)
もちろん戦車猫推奨のスペックは満たしています。
某価格情報サイトでAmazonが最安値で62,800円でした^q^
本当はG-sync付きのLG 34UC89G-Bが欲しいんですけど9万円以上で高すぎるんですよね。
G-syncはパソコンの性能が追い付かないときに役立つのですが+3万円なら一つランクの高いグラボを買った方が良いような気がして・。・;
まとめ
いかがでしたでしょうか。
こうして見るとモニターも奥が深いですね~・。・
「ぶっちゃけよくわからないZE!^q^」という方は
- リフレッシュレート:144Hz以上
- 応答速度:5ms以下
- ノングレア(非光沢)
- 接続端子:グラフィックボード対応の接続端子、将来的にはDisplayPort
で、あとは好みでOK!(笑)
FPSなどはモニターのサイズが大きすぎると目配りが大変な場合がありますので適正サイズを選ぶか、ウィンドウモードなどで工夫してくださいね※コメントありがとうございます^q^
プロゲーマーは24インチを好まれるようです!※コメントありがとうございました^q^
戦車猫は迫力を求めているために「34インチ+ウルトラワイド+湾曲」を買う予定です!
あと某価格情報サイトでAmazonが最安値のモニターが多いのにもびっくり。
Amazonさんはモニターに力をいれているのかな?・。・
モニターは人によって見え方や好みが違いますので、ネットの情報だけでなく店頭で確認するのが一番良いと思います^q^
同じ型番でなくても構いません、できるだけ実機を見てくださいね。
思っていたサイズより小さかったり大きかったりすると後悔するかもしれませんので!